星野八千穂初勝利。
日本ハム、地元出身星野初勝利(日刊スポーツ)
日本ハムの星野八千穂選手が初勝利をあげました。記事では「地元出身」とありますが、実際は長野県出身*1の選手です。
入団してから「芝草宇宙*2に似ている」とか「ダビデ像に似ている」とかそういう類の噂が絶えなかった星野投手ですが、ようやく星野オリジナルのニュースが発信できそうです。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20080423-351543.html
開けていたユニホームの第1ボタンを留めてから、カメラの放列の前、記者会見場へ姿を現した。日本ハムのヒーローは3年目で、プロ初勝利をつかんだ星野八千穂投手(27)だった。JR北海道出身。北海道移転5年目で、地元の高校、大学、企業の出身者では初の白星。「長かったですかね。いつできるのかなぁと思っていた」。思い出の札幌ドームのお立ち台で、感慨に浸った。
ケジメの年と期していた。今年1月、北海道出身の亜美(つぐみ)夫人(25)と結婚した。大卒で社会人。即戦力と期待されて入団しながら芽が出ず迎えた、勝負の1年だった。社会人時代に覚えたシュートを磨き、日ごろのトレーニング内容も変えた。キャンプから結果を残し続け、初の1軍切符を開幕からつかんだ。変身のきっかけを問われ「練習ですかね」としみじみと振り返った。
地道に進んできた道は、8試合目のマウンドで白星につながった。打者2人、11球。四球を与えたが、大引から奪った見逃し三振、1つのアウトで1つの目標にゴールした。「いろいろお世話になった。両親、嫁さん…とか、いろいろ」。札幌市内の合宿所から札幌ドームへの通勤は軽自動車、亜美夫人の両親が貸してくれた。選手ではないと疑われ、球場入り口で身分を照会されたことが何度もあった。
実戦でシュートを使い始めたのは今年からのようで、そういう意味では吉井体制の投手陣がはじめて出した結果といえなくもありません。どういうわけか左腕に偏っている日ハム投手陣の中では貴重な右腕。期待できそうです。
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