小谷野栄一の源流は後楽園時代に遡る。
日本ハムファイターズの小谷野栄一選手といえば、入団4年目の2006年シーズンにはパニック障害でシーズンを棒に振ったにもかかわらず、翌シーズンに奇跡の復活を遂げた選手です。(1980年10月10日生まれ・背番号31)この小谷野選手に、楽天の本拠地・日本製紙クリネックススタジアム宮城*1限定のコールが2007年シーズン後半からつけられました。
「え・い・い・ち! ドンドドンドドンドドン」と、コールと太鼓を順に繰り返すもので、トランペットやトラクターホーンなどの鳴り物が禁止の*2同スタジアムの規定に対応したものになっています。
実はこのコール、二軍の鎌ヶ谷球場で使われていたものです。さらに遡ると、後楽園球場時代の、ホイッスルで応援していた頃の、柏原純一選手の応援に大変似ています。柏原選手のコールは「じゅ・ん・い・ち ピッピピッピピッピピッ、じゅ・ん・い・ち ピッピピッピピッピピッ、じゅ・ん・い・ち(ピーッ・ピッ・ピッ*3)ピッ・ピッ・ピッ、かっ飛ばせー柏原!*4」というもので、シメの部分以外のリズムは全く一緒です。北海道に移転してもなお、オレンジ帽子時代のものが残っているのを聴くと、実に感慨深いです。
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