尋常に名を名乗れ
皆様、如何お過ごしでしょうか、直江です。先日起きたＧＤＨの上場廃止銘柄ポスト入りに関して調べていたら、面白いニュースにあたったので、置いておきます。
「ニコニコ動画」で著作権を侵害した動画を権利者の申し立てにより削除した場合に、その権利者名を表示する機能を7月5日に実装する。
2008年07月03日 00時00分 更新
ニワンゴは、「ニコニコ動画」で著作権を侵害した動画を権利者の申し立てにより削除した場合に、その権利者名を表示する機能を7月5日に実装する。同社がニコニコニュースで明らかにした。権利者が法人や団体の場合はその名称を、個人の場合は「個人の権利者の権利を侵害しているため、又は申し立てがあったため削除されました」と、動画再生画面上部の動画説明文エリアに表示する。
ニコニコ動画では、権利を侵害していないはずの動画が、「権利者の申し立てがあった」として誤って削除されるケースもあり、「削除を申し立てた権利者名を明らかにすべきでは」といった声が挙がっていた。
これと相前後して所謂ＭＡＤムービーの削除についても対応する旨のリリースがありました。おそらくは業界各方面*1からの強い要請で削除受付に動く際に削除依頼元を明らかにすることを了解させた結果だとは思います。結果として、削除はあくまで要請に基づくものであり、ニコ動自体は削除に対して積極的でないようにブランドイメージを導くことに成功しています。今後人気のある動画が削除されるたびに削除依頼元への活動や攻撃が予想されますが、削除依頼元の担当者様におかれましてはご愁傷様としかいいようがありません。（写真はあまり関係ありませんが、集英社的にはこういうのは大丈夫なのかしらと思ったり。）
