都産貿とかPiOに並んでるような麻生首相
麻生新内閣は25日午前、新旧閣僚が引き継ぎを行うなど始動した。11月上旬投開票との見方が強まる衆院選での民主党との決戦を意識し、麻生太郎首相らは、にこやかな表情の中にも緊張感を漂わせるスタートとなった。
首相は午前8時前、帽子にサングラス、白いトレーナーに紺色のズボン姿で私邸から現れ、記者団から声を掛けられると「おはよう」と一言。約20分間、日課としているウオーキングをした。初閣議を経て25日午前2時すぎに帰宅したものの、疲れた様子は見せず、精力的な姿をアピールした。午後にはニューヨークで開催されている国連総会で演説するため、政府専用機で米国へ出発、外交デビューを果たす。
女房役の河村建夫官房長官は衆院赤坂議員宿舎で記者団に「難局を乗り切るため、キャッチャーとして、それぞれの閣僚が国民目線で素晴らしい球を投げられるよう支えていきたい」とやる気をみなぎらせた。
石破茂農相は朝のテレビ出演後、「汚染米不正転売問題で『農林水産省はここまでやった』という評価がほしい。それがないと、総選挙で農政や食の安全を語っても誰も聞いてくれない」と早くも選挙モード全開。
朝霞台の事務所で閣僚就任のTVニュースをつらつらと見ていました。*1閣僚に就任する代議士の事務所に首相から電話が掛かるシーンが流されているんですが、写っていた閣僚*2は全員携帯電話で連絡を受けていました。本格的に普及する前から、代議士や高級官僚などは緊急連絡用に*3携帯電話を持たされていたのは知っていましたが、事務所内にいるとわかっている時にまで事務所の固定電話ではなく携帯に掛かってくるとは知りませんでした。*4ところで、首相に就任して初の演説が野次の飛び交う国会でなく国連総会というのは、首相はいい舞台を選んだなと感じました。
追記。ウォーキング中の麻生首相の出で立ち(写真)が、キャップにサングラス、長袖シャツで、「ああああ、こういう人時々都産貿とかPiOに並んでるよなー」と思ったのはイベントの入場整理をやりすぎたからではないと思いたい。