「百舌谷さん逆上する」の単行本で不具合
今月発行された月刊アフタヌーンで、岡戸達也の一挙3本新連載が始まりました。ややそっけない作風ですが、今後に期待できそうです。*1ところでその講談社・月刊アフタヌーンで連載中の「百舌谷さん逆上する」の単行本に不具合があったようです。以下は月刊アフタヌーン2008年9月号159ページからの抜粋です。
「アフタヌーンKC『百舌谷さん逆上する』1巻初版分についてのお詫びとお知らせ」
弊社より刊行いたしました、アフタヌーンKC『百舌谷さん逆上する』1巻の初版分のなかで、冒頭のカラー部分4ページの後の1色部分4ページにおきまして、”ページが一回り小さい”、”ページがずれている”、”ページが脱落しかかっている”などの製本不良が多数発生していることが判明いたしました。読者の皆様には多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
つきましては、お買い上げの単行本を送料弊社負担にてお取替えさせていただきたく存じます。
また、初版分に関してカバーの色調が製作側の意図とは異なった仕上がりになっていることも判明いたしました。こちらの件に関しましても、お買い上げの単行本を送料弊社負担にてお取り替えさせていただきます。交換対象となる本に関しましては、下記バーコード入りの画像*2でご確認ください。
(以下略)
このニュースを知って、友人のYoshiさん(id:Yoshi)、黄桜さんはまず「そっかぁ……じゃあもう一冊買わないといけないんだなー」 「買いなおさないとですねー」と口々に言ってはもう一冊買うことを決めたとか。旧版は交換しないでとっておくそうです。オタク心理たるや恐るべし。
印刷の不具合といえば、みやすのんきが1983年に洋森しのぶ名義*3で出した単行本「オトナなんかだいっきらい!」を思い出します。印刷の仕上がりがあまりに悪かったために作者が重版を拒否し、1985年に改版されたのですが、当時のマニアたちは、そのニュースを聞いた際、まず印刷が悪いはずの旧版を押さえに走ったとか。
百舌谷さん逆上する 1 (1) (アフタヌーンKC) | |
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(2008.9.19追記)
作者のブログで詳細が発表されています。(http://cgi.din.or.jp/~simofusa/cgi-bin/jinny/)